画廊便り 2017年
「まほろば」展」 2017年1月19日~29日
今年第一回目の「まほろば」展が、2017年新春を寿ぐ耀画廊に開催されました。作品は日本画を学び始めた東京藝大の学部生(2~3年)を対象としたものであり、彼らの瑞々しい感性から生まれ、描かれた各自一枚の絵による作品群です。まず彼らには事前に展示題名「まほろば」について説明し、イメージを喚起させました。即ち「大和は国のまほろば・・・」(古事記)として登場する‘まほろば’という語には、‘素敵な場所’という意味があり、この「まほろばの国」・日本に生まれ、四季の移り変わりの中で培われた感性は、日本人のDNAに組み込まれていると言われていることを話しました。
先輩によるコメント(彼らの作品について)を頂いた彼らにとって、大変良い勉強であったようです。今回は伊東春香(藝大日本画大学院博士課程2年)さんにお願いいたしました。
尚 掲載されたスナップ写真は出品作家の集合写真です。
(欠席者は2名)