3月展(前期)

文 眞英 個展 ―色の言語について―

耀画廊での彼女の個展は、三年ぶりであります。

彼女は色が語る言語を受容する‘私’の感覚を常に意識する「自分」に問いかけては、

その意味する形而上の世界を追及する抽象画作家である。
 鑑賞者の皆様が彼女の作品に対して、まず先入観を捨て自然体で対峙することにより、
自分なりの‘色との対話’を意識することでしょう。

そして次にこの感覚を享受している自分にも気づくことでしょう。

2016年3月2日(水)~15日(火)

12:00〜19:00 (最終日 〜17:00)

※休廊日:3月7日(月)・14日(月)

 

〈作家紹介〉 文眞英(ムンジンヨン) 韓国 光州生まれ

2004年 韓国 成均館大学卒業 

2011年 東京藝術大学院博士後期課程 文化財保存専攻

保存修復日本画修了・博士号(文化財)取得

〈受賞歴〉

2004年 韓国 成均館大学大学総長賞  

2008年 サロンドプランタン賞(修了制作台東区賞) 

〈最近の主要展示〉

2013年 個展「触覚による会話」(耀画廊・東京)

2015年 「日本で学んだ外国人アーティスト」展

SPACE NIO 日本経済新聞社 東京本社ビル2階

[色が私を通じて自分を感覚している] 60S号