トピックス アーカイブ 2022年

2022年

8月

17日

第一回 <立葵の彩り>展

三方に蝶のわかれし立葵―中村汀女―

 

日  時: 2022年9月20日(火)~26日(月)会期中無休

会  場: 東京都文京区小石川 無量山・傳通院 書院にて

展示時間: 10:00~17:00(最終日~16:00)

特別企画: 9月24日(土)14:00~15:30

 傳通院貫主・麻生諦善様と東京藝術大学大学院教授・荒井経先生による

 対談「宗教と芸術」の後に出品作家による各自の展示作品についてトーク

東京九段耀画廊はお蔭様で、今年2022年9月で創設10年を迎えることになりました。

この節目に創設記念展の一環としまして、家康公のご生母‘於大の方’と孫さま‘千姫’の

墓所がある名刹寺院小石川・傳通院(徳川家女方の菩提寺)で、第一回<立葵の彩り>

展が開催されますことは、誠に光栄であり感謝したいと存じます。

多くの美術愛好家の皆様には、厳かな書院で眼前に広がる庭園を眺め、最年長の荒井経

先生をはじめ若手俊英な日本画作家の力作を鑑賞して頂きたいと願っております。

尚 2022年からは従来の東京九段耀画廊を含め東京九段耀美術に改名致しました。

なにとぞ今後とも宜しくお願い申し上げいます。

          東京九段耀美術 代表 富田光明 (作新学院大学名誉教授)

2022年

2月

04日

2022年に向けて2021年を振り返る

2021年には1年遅れの第二回東京オリンピックが開催されました。

世界はコロナ禍で恐怖に慄きながらも、己に与えられた責務を黙々と果たそうと努力してきました。

確かに世論によると賛否両論がありましたが、

開催までの参加選手及び関係者の計り知れない時間と精神力の維持を鑑みると、

この開催は日本の英断によるものであり、今後日本及び世界の人々に、

勇気と自信を与えてくれるものでしょう。

この一年間の展示を振り返ると、2021年1月の展示『繋いだ心 知恩と善恵』は

東京藝術大学大学院時代の恩師・荒井経先生の賛助作品も展示され、

師と弟子たちの絆を感じさせる展示を皮切りに、

一年間で25展示がありました。これらの展示のなかで特色のある記憶に残っているものは、

次の3展示だろうか?・・5月『このまの会』は和紙についての実験的作品展示、

6月『カルテット』は日本画家、陶器作家、木工作家達のコラボ展、

9月『耀の会』(耀画廊作品取り扱い作家19名に「朝」という題に基づいて作品制作依頼)は

実力作家が一堂に会した見応えのある展示でした。

さて2022年は東京九段耀画廊創設10周年です。

2012年9月靖国神社南門の九段南で当画廊が産声を上げ、今日に至りました。

これも一重に出品作家・関係者皆様のご理解ご協力の賜物であり感謝申し上げます。

この10周年にあたり2022年1月からは耀画廊を耀美術に改名し、

これから一層社会に役立つことを願っております。

 

               2022年1月末日 耀美術代表 富田光明