画廊便り 2013年
11月 作家展 件展 ー東京藝術大学日本画 学生4人展ー
〈オープニング・アート・イベント〉
「出品作家と鑑賞者による参加型ディスカッション」
-----アート・コーディネーター松永康氏を迎えて
日時 :2013年11月2日(土)17:00~18:00
会場 :東京九段 耀画廊 展示室
大学院生を筆頭に四人の若き画学生(東京芸術大学日本画在籍)が、不安に苛まれながらも、
来廊者からの様々な質問(創作動機・創作過程など)に対して、真摯に対応しているうちに、
本来の自分を取り戻していくという若者の爽やさが感じられるアート・イベントとなりました。
そしてアート・コーディネーターの松永康氏に、作家・鑑賞者・そして画廊との
相互理解についてお話しいただきまして、イベントは無事終了となりました。
終了後、来廊者の皆様が各自個人的に気になる作家と対話している姿を拝見し、
主催者側としましては安堵致しました。
東京九段 耀画廊 富田 光明
<金子朋樹展-飛天ー>のアート・イベント
日時:2013年8月11日(日) 13:00~16:00
場所:東京九段
耀画廊 テーマ:「絵画と詩歌―その衝動のありかー」
第1部
「絵画と詩歌の共調-詩の朗読」金子朋樹(現代日本画家)×岡田ユアン(女流詩人)
第2部
「座談会-イメージをはぐくむー」金子×岡田×滝口浩史(写真家)
蝉時雨の声をも搔き消すかのように、耀画廊内では熱の入った鼎談でした。
<金子朋樹展―飛天―>では開廊一周年記念の一環として、
8月11日(日)にアート・イベント「絵画と詩歌―その衝動のありかー」(対談)が開催されました。
当日は酷暑にもかかわらず、東京近郊から多数の方々がご來廊し、ご清聴下さりました。
新進気鋭の芸術家―金子朋樹氏(現代日本画家)、岡田ユアン氏(女流詩人)と
滝口浩史氏(写真家)による“イメージをはぐくむ”(第2部)では、
専門分野に基づく格調ある自由討論会がなされました。
「増永広春先生 実演―走墨の世界」
2013年3月16日・23日
場所:東京九段耀画廊
春爛漫の九段で走墨の世界― 筆走り、墨が散り、夢駆け巡る ―が、弥生3月16日・23日に華麗に展開され成功裡に終わりました。
‘走墨’の創始者・増永広春先生の見事な筆さばきによって、一瞬にして展開された書画の融合世界を約80名の観客は目の当たりにしました。
全員妄我の境を彷彿し、次には拍手喝采が湧き起った耀画廊 午後のひとコマでした。